3月15日に東北学院大学 (Tohoku Gakuin University) で行われた公開シンポジウム「海岸と人間: 防潮堤を考える市民フォーラム」(Public Symposium 'Coast and People - An Inquiry to Giant Concrete Seawall Project - Citizen's Forum') で、表題の報告を行いました。
このシンポジウムは、同月1日に早稲田大学で開かれた公開シンポジウム「震災復興と市民参加—防潮堤問題から考える海との暮らし」と連携して 企画、実施されたもので、私はそのどちらにも報告者として参加しています。
私の報告趣旨は、大きく次の二項に分かれます。
項目1は、人間が生きることは自然の物質循環系があって成り、日本列島に生きる人間は自らがその物質循環系を遺失することなく自然にはたらきかけてもうけた居住地と周辺を「風土」と認識していることを確認する構成としました。
項目2は、そのような人間が生きのびるためには自然環境に立脚した「人間の安全保障」が必要であることを確認し、それがどう社会制度に組み込めていけるのかについて、私が参画してきた飛騨市古川町の農村環境デザイン政策を例に説明する構成としています。
以下、報告に用いたスライドとレジュメを掲載します。
参照 / Ref
東北学院大学公開シンポジウム「海岸と人間: 防潮堤を考える市民フォーラム」:
http://www.tohoku-gakuin.ac.jp/info/top/140324-1.html
早稲田大学公開シンポジウム「震災復興と市民参加—防潮堤問題から考える海との暮らし」:
http://www.waseda.jp/wavoc/event/20140301bouchourin_symposium.html
東北風景ノート「風景資本論 Landscape As Capital」: http://shunsukehirose.blogspot.jp/2013/04/landscape-as-capital.html |
東北風景ノート「広村堤防視察 20121104 (和歌山県有田郡広川町) 」: http://shunsukehirose.blogspot.jp/2013/04/20121104.html |