2013/10/01

2013年日本地理学会秋季学術大会発表資料「地理学を生かしたランドスケイプデザイン − 東日本大震災被災地小泉の再生試案を例に」 The Presentation-slides of the General Meeting of the association of Japanese Geographers "Geography-based landscape design − a case of post-tsunami revitalization plan for the Koizumi District"


(Keywords: geography, landscape design, post-disaster reconstruction, geopark)

2013年9月29日に福島大学で行われた日本地理学会秋季学術大会で、
私は標題の口頭発表 (発表15分、質疑4分) を行いました。
内容は、本ブログで二度にわたり投稿をしてきた、
気仙沼市小泉地区再生試案の三訂版に当たります。

今後は当地の津波被災に加え、同じくプレート運動に伴う地形発達史の把握までを、
後世の防災ほかのために研究する予定で、ご協力をいただける方を探しているところです。
どうぞよろしくお願いいたします。

なお、内容の作成に当たっては、小泉地区の方々、同地区ご出身の及川昇氏、
および東京大学の小口高先生、
九州大学の清野聡子先生、首都大学東京の横山勝英先生、東北学院大学の千葉一先生、
 東京農工大学大学院博士課程の秦範子氏、東京工業大学博士課程の滝澤恭平氏、
早稲田大学の高木秀雄先生にご示唆をいただきました。
ありがとうございました。

追記
スライド中にも記しましたが、
9月24日に「三陸ジオパーク構想 」は日本ジオパーク認定を受けています。
三陸ジオパーク推進協議会の皆様、ならびに八戸市から気仙沼市にいたる
同パーク認定範囲にお住まいの皆様へ、心よりお祝い申し上げます。

再追記  2013/12/27
上にお名前を挙げた清野先生、秦氏、滝澤氏と作成した
小泉地区災害復旧事業代替案に関して、
平面図と透視図を追加掲載しております。



参考文献

高木秀雄『三陸にジオパークを − 未来のいのちを守るために』早稲田大学出版部、2012年
http://www.waseda-up.co.jp/cat649/post-630.html


参考ウェブサイト

三陸ジオパーク推進協議会
http://sanriku-geo.com/

IBA エムシャーパーク/IBA Emscher Park

http://www.iba-emscherpark.de/pageID_2507086.html

インゼルホムブロイヒ美術館/Museum Insel Hombroich
http://www.inselhombroich.de/?lang=en
https://www.facebook.com/hirose.shunsuke/media_set?set=a.313011515462630.72175.100002613530684&type=3

日本地理学会
http://www.ajg.or.jp/ 










北方遊水池(大柏川第一調節池緑地)の基本設計過程と現在 http://shunsukehirose.blogspot.jp/2013/04/blog-post.html













広村堤防視察 20121104 (和歌山県有田郡広川町) http://shunsukehirose.blogspot.jp/2013/04/20121104.html









被災地支援活動報告 − 東日本復旧復興計画支援チーム http://shunsukehirose.blogspot.jp/2013/03/blog-post_31.html










上記発表内容をもとに協働する研究者と検討、作成した当地区の災害復旧事業代替案を追加掲載します。

こちらは上の代替案の内容が空間的にわかるよう、透視図を描き起こしたものです。今後は、地区の方々より当地で継承されてきた「(さまざまな意味で) 小泉の自然と生きる知恵と技術」を教わりながら、検討を深耕していきたい考えです