2021/08/13

A short presentation on my profession, landscape architecture 私の職業、ランドスケープアーキテクチャーについての短い紹介

 

 

Thorough this presentation, I introduce my profession, what landscape architecture is all about and why I chose it. Originally, the descriptions of all the slides were written in English. For this blog post, we have added a Japanese translation at the bottom of each slide.

 

この発表を通して、私は、私の職業であるランドスケープアーキテクチャー (ランドスケープデザイン) とは何か、そしてなぜそれを選んだのかについて紹介します。もともと、すべてのスライドの説明文は、英語で作成しています。ブログ投稿に当たり、各スライドの下部に日本語の訳文を付しました。

 

 

 

題名「私の職業、ランドスケープアーキテクチャーについての短い紹介」
この発表の目的:

私の職業であるランドスケープアーキテクチャー (ランドスケープデザイン) とは何か、そしてなぜそれを選んだのかについて紹介します。

私が初めてデザインを手がけた広場と街路です。横浜市に位置しています。
私は、東京の隣にある千葉県市川市で生まれ育ちました。
生まれた場所の周辺は、東京の隣といっても、たくさんの木々や農地のある田舎でした。しかし、私が大人になって家を出てからしばらくして、家の前の雑木林は住宅地につくりかえられました。
これは、私の家の前の林の写真です。子供の頃の夏は、ここで毎日のように虫取りをしていました。

 

私は小学校高学年の頃から、将来は生き物の住む環境を守る仕事をしたいと思っていました。ただ、学校の理科や数学は好きではなかったので、高校で断念しました。
生き物や生態系の他では、絵を描くことに興味がありました。高校の美術の先生から勧められ、考えた末に美術大学への進学を決意し、デザイナーをめざすことになりました。

  

美術大学進学の準備中に、この本 “Design for the Real World” (邦題『生きのびるためのデザイン』) と環境デザインの存在を知り、デザインと生態学を組み合わせたいと思うようになりました。


大学では、デザインの中にランドスケープアーキテクチャーという分野があることを教えられました。

ニューヨーク市のセントラルパークは、都市化と人口集中 (人口増大) で悪化した環境の改善への市民の要求から生まれました。設計を手がけたフレデリック・ロー・オルムステッドが、この仕事の最中に自らの職業を初めてランドスケープアーキテクチャーと呼んだと伝わっています。

彼は、以前は農業に携わり、ジャーナリストとして南北戦争を取材してもいました。

彼は、すべての人が平等で公平にアクセスできる公共空間を確保することに、大きな道徳的重要性を感じていました。

彼は、防災、衛生、健康、そして都市の生態系の自然回復を組み合わせたランドスケープアーキテクチャーを創始しました。

ボストン市を流れるマディ川に対しては、土地を購入し、川幅を広げ、汚染された水を浄化することで、自然に近い環境を回復しました。
この新しい統合土地利用技術は、大正時代に日本に輸入されました。しかし、それは表面的に行われ、本質的ではありませんでした。

 

1990年代にアメリカで流行した表面的な造形の模倣の一例です。加えて日陰がなく、後天的な弱視の人には眩し過ぎますし、植えられた樹木は北米大陸に分布する植物です。

私も一時期は流行に影響されましたが、市川で自然の湿地を再生する市民運動に参加したことで、生態学的デザインができるようになってきました。

湿地再生を基本として実現された大柏川第一調節池では、人々は丁寧な管理と楽しげな利用を通して、親しみ深い風景を生み出しています。

人種差別や(貧困の)不平等の問題に取り組んだオルムステッドの活動を、私は、もうひとつの幼少期からの強い関心事であるイギリスやアメリカのロックミュージシャンの活動に重ねて見ています。彼らは、ロックのルーツである黒人音楽とミュージシャンにつねに真摯に接してきました。彼らは、戦争や核兵器/核発電に反対しています。

私にとって本当のランドスケープアーキテクチャーの追求は、本当のロックの追求に相当します。

追記

最後に、2021319日付の、セントラルパークの公式アカウント @CentralParkNYC によるツイートを紹介します。

フレデリックオルムステッドは、セントラルパクを「ピプルズク」、背景をわず人々をびつける民主的な空としようと設計しました1/3
https://twitter.com/CentralParkNYC/status/1372680004757241856



160った今でも、私たちはこのビジョンを支持しています。当市および全米のアジア太平洋諸島系アメリカ人のコミュニティのメンバする最近の攻的であり、深くついています2/3 

https://twitter.com/CentralParkNYC/status/1372680070515544066


セントラルパク管理委会は、革を求める人々のに立ちます。私たちは、多性を称え、あらゆるバックグラウンドのストや声を幅させるという私たちの活が、かつてないほど切で重要なものであることを再認識しました。 #StopAsianHate (アジア系アメリカ人やアジア系民族への憎悪を止めよう) 3/3

https://twitter.com/CentralParkNYC/status/1372680148558999554

 

I was very touched to read it. This is the way of taking an attitude towards society and defending equality and human rights based on the philosophy of landscape architecture.

読んでいてとても感動しました。これこそが、ランドスケープアーキテクチャーの哲学に基づいて、社会に対して態度を示し、平等と人権を守る方法なのです。 

 

私は、彼らに称賛と連帯の意を表すツイートをしました。

  

一市民として、また、セントラルパクの史に始まるランドスケプアキテクチャに携わる一人として、セントラルパク公式アカウントによる一のツイトにして意との意を表したいと思います。 #StopAsianHate

https://twitter.com/Shun_Hirose/status/1372901754648457216

ご清聴いただき (最後までお読みいただき) ありがとうございました。